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債券の基礎

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債券とは

債券は 有価証券の一種 で、「国」「地方公共団体」「一般の企業」などが、多額のお金 を調達するために発行するものです。 返却の時期(償還期限)があらかじめ決められていますが、債券は 売買が可能 であるため、株式と同じように取引され、刻々と価格が変化します。

発行者にとって

債券は、不特定多数の人からお金を借りられるというところに特徴があります。 債券の発行側にとっては、不特定多数の人から借りることによって、償還日まで計画的に資金運用できるというメリットがあります。

購入者にとって

債券を購入する人にとっては、多くの人が取引に参加していることで流動性が確保されているところにメリットがあります。 特に、国が発行する 国債の安全性は高い とされており、安全資産として活用されています。

債権の三原則

下記は債券の三原則と呼ばれており、すべてにおいて有利なものは存在しないと言われています。

  • 収益性 ・・・ 利回りはどれくらいか
  • 安全性 ・・・ 発行体は信頼できるか
  • 流動性 ・・・ 換金しやすいか

債券の額面金額と発行価格

額面金額

債券の償還日になったときに 戻ってくる金額のことを額面金額 といいます。 昔は紙の形で債券が発行されており、金額がその券面に表記されていたので「額面」と呼ばれています。

発行価格

債券は市場で取引されるため、発行済みのもの(既発債)は刻々と価格が変わるのですが、発行時には価格が決められています(発行価格)。 この価格は、額面 100 円に対する価格として表示されます。 例えば、99円50銭などが発行価格となります。

利率と利回りの違い

利率

債券の額面金額に対して支払われる 1 年分の利子の割合のことを「利率」 といいます。 利率は債券が発行されるときに、2%などあらかじめ決められれています。 ある債券の「利率」は、発行されたときから変化しません。

利回り

一方で、「利回り」は実際の 1 年あたりの儲けの割合 を示しています。 債券の価格は常に変化しているため、安いときに買って、高いときに売れば「利回り」は高くなります。 もちろん「利回り」の計算には利子による儲けも含まれるため、「利率」の要素も含んでいることになります。 一般に、債券の利回りと言うと、現時点から償還期限まで持ち続けた場合の利回りを示します。

その他、債権の使われ方など

国債は生命保険会社の主な運用資産

多額の資産を長期に渡って運用しなければいけない銀行や生命保険会社では、比較的リスクの低い債券が活用されています。 特に、発行量の多い国債は、生命保険会社の中心的な投資対象となっています。

日本の巨大ファンドである GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の資産内訳は公社債が70%弱を占めていましたが(2009年度)、安倍政権になり、よりリスクの高い株式の割合が大幅に増やされました。

金利の指標となる10年国債

世の中にはいろいろな金利(住宅ローンや預金金利)がありますが、その 金利の指標となっているのが長期金利(10年物の国債利回り) です。 銀行などが多額の資産を国債で運用していることを考えれば、その銀行によって提供される貸出金利が、国債の金利によって左右されるのは当然と言えば当然のことです。 日本国債 (JGB) だけでなく、アメリカの米国債や、ドイツのドイツ連邦債 (EGB) に関しても、10年物の利回りのことを長期金利と呼んでいます。 短期金利は日銀の政策金利によって大きく左右されますが、長期金利は市場で形成されていくと言われています。

債券の売買は店頭取引が中心

東証などの証券取引所でも取引されている債券はありますが、現物債と呼ばれる一般的な債券は、証券会社による店頭取引が中心 です(店頭と言っても、多くの取引は実際には電話やインターネット経由です)。 債券は市場で売買されるため、常に価格が変動しています。

景気が悪いときに買われる?

景気が悪いときや、物価が下落しているときには債権が買われやすいと言われています。 それは下記のようなことが想定されるからです。

  1. 景気が悪くなる
  2. 日銀が景気刺激のために政策金利を引き下げる
  3. 回りまわって長期金利が下がる
  4. 債券価格が上がる

また、景気が悪いときや金融危機が発生した場合には安全資産として国債が買われます。

その他

ハイイールド債は、本格的な景気回復の局面では、比較的安定したパフォーマンスを上げられると考えられています。

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